どこまでも続く畑と、ゆるやかに重なる丘。
「パッチワークの丘」と呼ばれる北海道・美瑛の美しい景観は、農家さんが大切に育ててきた作物と農地によってつくられています。
美瑛を訪れたら、丘の風景を眺めるだけでなく、その景色の中で育った農作物に、自分の手で触れてみませんか?
8月下旬から始まる「じゃがいも掘り体験&じゃがバターを味わおう!」は、美瑛の生産農家さんの畑を訪れ、新じゃがを自分で収穫する約2時間の農業体験です。
土の中から次々に現れるじゃがいもを袋いっぱい収穫し、掘りたてのじゃがいもを「じゃがバター」で試食。
さらに、自分で掘ったじゃがいもはお土産として持ち帰れます。
夏休み最後の親子旅行にはもちろん、お盆休みをずらして北海道を訪れるカップルや夫婦、友人同士の遅めの夏休みにもおすすめ。
美瑛の丘を「見る観光」から、農業と食を身体で感じる「体験する観光」へ。
本州よりひと足遅れてやってくる、北海道の新じゃがの季節を楽しみましょう。
このプログラムでは、観光用につくられた畑ではなく、実際の生産農家さんの畑へ入って、じゃがいもを収穫します。
集合場所は、JR美瑛駅のすぐ近くにある観光案内所「四季の情報館」。
受付後、ガイドの案内で体験する農場へ移動します。
畑に到着したら、用意された長靴と手袋を着用。畑へ病原菌などを持ち込まないため、長靴の消毒を行ってから農場へ入ります。
ガイドの説明を聞き、いよいよ収穫開始です。
土の上に見えている茎や葉の下には、どのくらいのじゃがいもが育っているのでしょうか。
土を掘り、株の周りを探してみると、大小さまざまなじゃがいもが次々に顔を出します。
「ここにもあった!」
「まだ下に隠れている!」
そんな発見を繰り返しながら掘り進める時間は、まるで畑の中の宝探し。
小さな子どもだけでなく、大人も思わず夢中になる収穫体験です。
スーパーでは袋に入った状態で並んでいるじゃがいも。
普段の生活では、どのような畑で、どのように育ち、どのように収穫されるのかを見る機会は多くありません。
じゃがいもは、地上に実がなる作物ではありません。畑の土の中で育つため、収穫するまで大きさや数が見えないのも面白さの一つです。
地上の茎を手がかりに土を掘り、傷つけないように手で探していくと、隠れていたじゃがいもが次々と出てきます。
形が整ったものもあれば、大きなもの、小さなもの、少しユニークな形をしたものもあります。
畑から採れる作物は、すべてが同じ形や大きさではありません。
実際に収穫することで、農作物が自然の中で育つものであることや、農家さんが土づくりから収穫まで手をかけていることを実感できます。
夏休みの終わりに参加する親子にとっては、食育や自由研究の題材にもなるでしょう。
たくさん身体を動かして収穫した後は、お待ちかねの試食タイム。
掘りたてのじゃがいもを、シンプルなじゃがバターで味わいます。
畑で自分が掘った作物を、その土地で味わう。
豪華な料理ではなくても、この体験をした人にとっては、特別な一皿です。
じゃがいもの風味と、バターのコク。
素材そのものを味わうシンプルな食べ方だからこそ、新じゃがのおいしさを感じられます。
「いつも食べているじゃがいもと、どこが違うだろう?」
「掘ったばかりのじゃがいもは、どんな食感だろう?」
家族や仲間で感想を話しながら味わうのも、収穫体験の楽しみです。
畑の風景、土に触れた感覚、じゃがいもを見つけたときのうれしさ。
そのすべてが加わることで、じゃがバターの味も北海道旅行の思い出になります。
参加料金を支払った方には、自分で収穫したじゃがいもをビニール袋1袋分、お土産として持ち帰れます。
旅行から帰った後も、自宅で美瑛のじゃがいもを味わえるのがうれしいポイントです。
まずは、蒸したり茹でたりしてシンプルに。
肉じゃが、ポテトサラダ、コロッケ、カレーなど、家族の好きな料理に使うのもおすすめです。
「北海道の美瑛で、自分たちが掘ったじゃがいもだよ」
そんな会話をしながら食卓を囲めば、旅の記憶がもう一度よみがえります。
お土産を買って帰るだけではなく、自分で土から掘り出し、その重さを感じながら持ち帰る。
収穫した体験そのものが付いてくる、特別な北海道土産です。
小学生未満の子どもは無料で参加できます。子どもは保護者の同伴が必要です。
ただし、小学生未満の子どもについても持ち帰り用のじゃがいもを1袋希望する場合は、有料参加者の人数に含めて申し込みます。
畑へ入る方は、見学者を含めて全員の申し込みが必要です。保険加入や長靴の準備があるため、予約時に参加者全員の年齢と足のサイズを伝えてください。
じゃがいも掘りは、土に触れながら自分のペースで楽しめる体験です。
土の中からじゃがいもが現れるたびに、小さな子どもも大喜び。
親子で一緒に株の周りを掘り、「まだ隠れていないかな?」と探す時間は、夏休み最後の思い出づくりにもぴったりです。
一方で、畑には日陰がほとんどありません。
8月下旬でも、美瑛の日中は気温が高くなる場合があります。帽子、汗拭き用のタオル、十分な飲み物を用意し、こまめに休憩と水分補給を行いましょう。
収穫体験というと、親子向けのイメージがあるかもしれません。
しかし、美瑛の農業や食に興味があるカップル、夫婦、友人同士にもおすすめです。
有名な丘や観光スポットを巡るだけでは、畑の中へ入ることはできません。
美瑛の畑は農家さんの仕事場であり、大切な私有地です。許可なく立ち入ったり、作物の近くで写真を撮ったりすることはできません。
このツアーでは、生産農家さんの協力のもと、ガイドと一緒に正式に畑へ入り、農業体験ができます。
美瑛の丘がなぜ美しいのか。
そこで何が育てられ、農家さんがどのように景観を支えているのか。
実際に畑で土に触れることで、観光地としてだけではない「農業のまち・美瑛」の姿が見えてきます。
写真を撮るだけでは終わらない、美瑛の旅を楽しみたい方に向いています。
2026年の開催期間は、8月20日から9月23日まで。
お盆休みが終わった後に始まり、秋分の頃まで楽しめる期間限定プログラムです。
北海道の夏が少しずつ秋へ向かう8月下旬は、農作物の収穫が本格化する季節。
観光客の多い時期を少しずらして旅行する方にとって、収穫体験は遅めの夏休みによく似合います。
日中はまだ夏らしい暖かさを感じながら、畑では新じゃがの季節を迎える。
夏と秋の間にある北海道を、景色と味覚の両方から楽しめます。
9月の連休に美瑛を訪れる方にもおすすめですが、作物の生育状況によって開催期間が変更される場合があります。希望日が決まったら、早めに予約状況をご確認ください。
ツアーを提供するのは、丘のまちびえいDMO(一般社団法人 美瑛町観光協会)です。
美瑛町の農業と観光、地域住民と観光客が共に心地よく過ごせる観光地づくりを目指し、地域の歴史、文化、暮らし、農業に触れられる体験プログラムを企画しています。
美瑛の丘を守りながら、その魅力を旅行者に伝えるためには、観光客が農地の役割やルールを知ることも大切です。
この収穫体験は、農家さんの畑へ正式に案内してもらい、ガイドの説明を聞きながら農業と食を学べるプログラム。
「農業×観光」によって、美瑛の本当の魅力に触れられます。
集合場所は、JR美瑛駅ロータリー横の「四季の情報館」です。
受付を済ませた後、ガイドの車が体験場所まで先導します。原則として、自家用車またはレンタカーをご用意ください。
車の準備が難しい場合は、申し込み前にご相談ください。
チャイルドシートが必要な6歳未満の子どもが同行する場合は、自家用車またはレンタカーでの移動が必要です。
畑の周辺には、コンビニ、自動販売機、トイレなどがありません。出発前に四季の情報館でトイレを済ませ、飲み物を準備しておきましょう。
体験時間は、午前9時30分から11時30分、または午後2時から4時まで。
毎週水曜日は開催されません。
農場は、農家さんが大切に作物を育てている仕事場です。
畑へ入る際は、靴底から病原菌などが持ち込まれるのを防ぐため、用意された長靴を履き、消毒を行います。
収穫する場所や方法については、ガイドの説明に従いましょう。
畑での喫煙はできません。
また、雨天時だけでなく、前日の大雨などで畑がぬかるんでいる場合は、当日の天気が良くても中止になることがあります。
これは、参加者の安全と農地を守るための判断です。
中止の場合は、前日または当日の朝に連絡があります。予約時には、旅行中でも連絡が取れる携帯電話番号を伝えてください。
プログラム名:じゃがいも掘り体験&じゃがバターを味わおう!
開催地:北海道・美瑛町
開催期間:2026年8月20日~9月23日
所要時間:約2時間
開催時間:午前9時30分~11時30分/午後2時~4時
定休日:毎週水曜日
参加料金:大人・小学生以上1名6,000円
小学生未満:無料
1名で参加する場合:9,000円
貸切追加料金:1組10,000円
集合場所:四季の情報館(JR美瑛駅ロータリー横)
料金には、ガイド、生産農家の畑での農業体験、じゃがいも1袋分、掘りたてじゃがいもの試食、長靴・手袋、国内旅行傷害保険、消費税が含まれます。
作物の生育や畑の状態、天候により、開催期間の変更またはツアー中止となる場合があります。
美瑛の丘を眺めた写真も、北海道旅行の大切な思い出です。
でも、畑に入り、土に触れ、自分の手でじゃがいもを見つけた記憶は、写真とはまた違う形で心に残ります。
土の中からじゃがいもが現れた瞬間。
袋が少しずつ重くなっていく感覚。
畑で味わう、掘りたてのじゃがバター。
そして、自宅へ持ち帰ったじゃがいもを家族で料理する時間。
体験した日だけで終わらず、旅の後まで楽しみが続きます。
夏休み最後の家族旅行にも、遅めの夏休みに美瑛を訪れる方にも。
北海道の夏から秋へと移り変わる季節に、美瑛の大地が育てた新じゃがを、自分の手で収穫してみませんか?