牧場に着いて、用意された馬に乗り、ガイドについてコースを歩く。
そんな乗馬ももちろん楽しいのですが、十勝・清水町の「森の馬小屋」は、ちょっと違います。
ここではまず、
今日、自分が一緒に森へ行く馬を、自分で捕まえる。
そこから体験が始まります。
馬に近づき、ブラシをかけ、鞍やハミを付ける。
そして馬場で馬とのコミュニケーションを覚えたら、ようやく森へ。
「乗馬をする」というより、
一頭の馬と出会い、一緒に旅をして、最後に別れる。
約3時間かけて、そこまで全部を体験するのが「ネイチャーホースライディング」です。北海道体験
馬はもともと、危険を感じたら逃げることで身を守ってきた草食動物です。
人が近づけば、いつでも思い通りに捕まえられるわけではありません。
では、どうやって近づけばいいのか。
どの距離なら嫌がらないのか。
ガイドの田中さんから馬の性質や接し方を教えてもらいながら、自分の馬へ少しずつ近づいていきます。
北海道体験のプログラムページには、
「森の中、何もついていない裸の馬の横に立つことができた時、あなたと馬との心の距離は確実に近づいている」
という説明があります。
この言葉が、この体験をとてもよく表しています。北海道体験
馬を連れてきたら、すぐ乗るわけではありません。
ブラッシングをして体に触れ、鞍を載せ、ハミを付けます。
ここも基本的には自分で挑戦します。
なぜそこまでやるのか。
「お客様だから全部やってもらう」のではなく、これから一緒に森へ出る馬に対して、自分も責任を持つというのが森の馬小屋の考え方です。
十勝千年の森でも、このネイチャーホースライディングを、馬との最初の出会いから旅を終えて放牧場で別れるまで「共に旅する馬や道具に対して思いやりと責任を持つ」体験として紹介しています。
馬との準備ができたら、いよいよ外乗へ。
初めて参加する方は、森林浴を楽しみながら進む林道コースへ向かいます。
実際に馬に乗って森を進む時間は約40分。
「3時間のうち、乗馬は40分だけ?」
と思うかもしれません。
でも、このプログラムでは、その前の時間こそ大切です。
自分で近づいて。
触れて。
準備して。
少しずつ馬のことを知ったあとだからこそ、森へ出たときの感覚が違います。
「自分は馬に運んでもらっている」のではなく、
「この馬と一緒に森を歩いている」
という感覚に近づいていきます。北海道体験
北海道体験のレビューには、実際に10月半ばに参加した方の声もあります。
紅葉シーズンの森を馬と進み、「季節ごとに森の景色も違うので、違う季節にも訪れてみたい」と感じたそうです。北海道体験
10月の十勝は、真夏とは森の表情が変わります。
葉が色づき、足元には落ち葉。
空気はひんやりとして、馬の背から眺める森にも秋の気配が濃くなってきます。
紅葉の名所へ行って景色を眺めるのとは少し違う、
秋の森の一部になって進んでいく。
そんな時間を味わえるのが、この乗馬です。
森の馬小屋を案内するのは、田中次郎さん。
北海道体験に寄せられたレビューを見ると、
「ただ『こうしなさい』ではなく、なぜそうするのかを説明してくれる」
「楽しい面だけでなく、危険なこともしっかり教えてくれた」
という声が目立ちます。北海道体験
馬は生き物です。
かわいいだけでも、安全な乗り物でもありません。
だからこそ、馬の性質も、怖さも、接し方もきちんと知ったうえで付き合う。
そこまで含めて体験させてくれるところに、「森の馬小屋」らしさがあります。
このプログラムにはリピーター料金があります。
初回参加は15,000円。
2回目以降は12,000円。
そしてリピーターは、林道だけでなく草原コースへ。
草原を渡り、丘の頂上を目指すコースが用意されています。北海道体験
一度来たら終わりではなく、
「もう一度、あの馬に会いに行きたい」
と思えるのも、この体験ならではかもしれません。
2026年の開催は11月8日まで。
10月中は9:00と13:30の1日2回、11月からは午前9:00のみとなります。
積雪などコース状況によっては11月の催行が難しい場合もあるため、秋の森を楽しみたいなら10月中がおすすめです。北海道体験
乗馬をしたい。
というより、
「馬と過ごしてみたい」人へ。
今年の秋、十勝の森で一頭の馬と出会ってみませんか?
きっと、馬に乗った40分だけではなく、捕まえようと近づいた瞬間から、最後に放牧場で別れるまでが旅の思い出になると思います。
開催地
十勝・清水町(集合:十勝千年の森)
2026年開催期間
4月25日~11月8日
所要時間
約3時間
・9:00~12:00
・13:30~16:30(10月まで)
※11月は午前のみ
料金
初めて参加:15,000円
2回目以降:12,000円
参加条件
小学4年生以上
体重75kgまで
1名から申込可能
各回最大4名
服装
汚れてもよい長袖・長ズボン・靴下
長靴、手袋、ヘルメットは無料レンタルあり