真っ白な雪原。
前には元気いっぱいの犬たち。
そして手にするのは、犬ぞりのハンドル。
合図を出した瞬間、犬たちが走り出し、橇が雪の上を滑っていく――。
北海道の冬だからこそ体験してほしいもののひとつが、犬ぞりです。
今回ご紹介するのは、道北・美深町仁宇布にある「ファームイン・トント」。
ここで楽しめるのは、ただ橇に座って運んでもらうだけの犬ぞりではありません。
自分自身がマッシャー(犬ぞり操縦者)になって走ります。 北海道体験
美深町仁宇布は、北海道でも有数の積雪地帯。
冬になると道路も森も牧場も雪に包まれ、一面の白銀の世界になります。
犬ぞりにとって大切なのは、もちろん犬たちの力。
そしてもうひとつが、雪です。
しっかり雪が積もる地域だからこそできる、雪原を使った本格的な犬ぞり。
白い森の中を犬たちと進む時間は、スキーやスノーモービルともまったく違います。
エンジン音はありません。
聞こえるのは、
犬たちの息づかい。
橇が雪を滑る音。
そして冬の森の音。
それだけです。
この体験の大きな特徴は、1名乗りの犬ぞり。
スタンダードプランでは、約2kmのコースを2周する計4km。
ガイドがスノーモービルで先導し、その後ろを自分で犬ぞりを操縦して走ります。初めての方でも、事前に操作方法を教えてもらってからスタートします。北海道体験
マッシャーになったら、犬たちとコミュニケーションを取りながら進みます。
犬ぞりは、単に犬が引っ張ってくれる乗り物ではありません。
犬たちが走り、
人が橇を操作し、
一緒にひとつのチームになって進む。
最初は少し緊張していても、走っているうちに犬たちとの距離が少しずつ近く感じられてくるはずです。
この犬ぞり体験で、ぜひ感じてほしいのが犬たちの存在です。
力強く走る犬。
表情豊かな犬。
ちょっと甘えん坊な犬。
一頭一頭に個性があります。
プログラムを担当する柳生さんも、
「犬達は皆さまと走るのを楽しみにしております♪心を合わせて大雪原の中を走りましょう!」
と案内しています。北海道体験
スタート前に犬たちと出会い、
一緒に雪原を走り、
終わったあとには、
「この子が頑張ってくれたんだな」
と思える。
そこが犬ぞりのおもしろさだと思います。
2名以上で参加する場合は、途中で交代しながら犬ぞりを操縦します。
自分が乗っていない時間は、先導するスノーモービルに牽引された木製の見学用そりへ。
そこから、もう一人が犬ぞりを操縦している姿を撮影できます。北海道体験
雪原を犬たちと走る姿は、北海道旅行でもなかなか撮れない1枚。
「自分が走る楽しさ」と、
「仲間が走っている姿を見る楽しさ」。
両方を味わえるのもグループ参加の魅力です。
「一人旅だけど犬ぞりをやってみたい」
という方には、1開催1名限定のショートプランもあります。
こちらは2kmコースを1周。
1人で参加して、しっかりマッシャーを体験できます。北海道体験
北海道の冬を一人で旅する方にも、こんな特別な時間を過ごしてほしいと思います。
ファームイン・トントでは、犬ぞりとあわせて宿泊も可能です。
宿泊は1泊2食付き。
夕食はジンギスカンです。北海道体験
午後に犬ぞりを楽しんで宿泊。
あるいは一泊して、翌朝に犬ぞりへ。
観光地を次々に移動する旅とは少し違う、
雪国に滞在して、冬の暮らしそのものを感じる旅。
そんな過ごし方も美深には似合います。
今シーズンの開催予定は、
2026年12月10日〜2027年3月25日。
積雪状況によって変更になる場合があります。北海道体験
午前10:00〜と午後13:00〜の1日2回。
定員は午前2名、午後2名と少人数です。北海道体験
だからこそ、犬たちとしっかり向き合いながら楽しめます。
犬ぞりという言葉は知っていても、
実際に自分で橇を操縦したことがある人は、そう多くありません。
犬たちの力を感じ、
雪の上でバランスを取り、
自分で橇を操りながら、
真っ白な世界を走る。
写真を見るだけでは分からない感覚があります。
犬たちと一緒に、冬の北海道を走る。
今年の冬は、美深・仁宇布でマッシャーになってみませんか?
開催地
美深町仁宇布/ファームイン・トント
2026-27シーズン
2026年12月10日〜2027年3月25日
※積雪状況により変動あり
所要時間
約1時間〜1時間30分
※着替え・操作説明等を含む
時間
午前 10:00〜
午後 13:00〜
スタンダードプラン・4km
ショートプラン・2km
参加条件
中学生以上
※体重は85kg程度までが目安
宿泊オプション
ファームイン・トント1泊2食付きも選択可能